全力疾走、ときどき爆睡。

報道記者/NPO法人maggie's tokyo共同代表・鈴木美穂のブログ。あれもこれも追いかけて、きょうも猪突猛進進進!!

念ずれば通ず。

こんにちは!
突然ですが、これから出張のため、今成田エクスプレスに乗っています^ ^

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富士山のパスポートケース♡
髪色を暗くして結構切りました!

行き先は、アメリカのヒューストン。
実は、7年前からいつか取材に行きたいと思っていた病院に、行けることになったのです!!

きっかけは突然自分が「患者」という立場になったときに手にした「最高の医療を受けるための患者学」という一冊の本。

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言われるがまま治療を受けるのではなく、自分の病気のことを自分でしっかり知って、主治医と良いコミュニケーションをとって、ベストな治療法を納得して選んでいく大切さを教えてもらいました。
本の最後に、この著者の上野直人先生のTwitterのアカウントが書いてあったため、当時慣れないTwitterを登録して熱烈メッセージを送ってみたところ、「帰国するときにお会いしましょう」とご連絡をいただきました。
実際にお会いしてからは、本当に色々なことを教えていただき、今年は先生が大好きなperfumeのライブにご一緒させていただいたりもしました♪

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青いTシャツが上野先生です。

そんな上野先生が勤務されている病院が、今回の行き先「MDアンダーソンがんセンター」です。
闘病していて先行きが見えなかった時、MDアンダーソンがんセンターについて調べたときに、“making cancer history”というキャッチフレーズが目に飛び込んできて、釘付けになりました。
従業員は3万人、標準治療の約4割がそこで生まれ、「がんを撲滅する」ことをミッションに研究や臨床、患者など縦割りになりがちな立場の人たちが一丸となってチームで取り組む病院。

もう治療法がない…となったときに何より希望になるのは、新しい治療法や薬が使えるようになること。
日本にもいい病院や世界に誇れる研究はあるし、国民が平等に均てん化された医療を受けられるのは素晴らしいと思うけれど、こんな風に知見を集約してがん医療を総合的に引っ張っていくスーパーセンターの存在はどんなに心強く意義があるのだろうと、憧れていたのでした。

そんな風に憧れ続けて7年。
「がんの関連で見てみたいところ、行ってみたいところある?」というありがたいお話をいただいた瞬間に、すかさず挙げてみたら叶うことに。
仕事だからもちろんプレッシャーもあり、変な汗をかきながらも、ありがたく行ってきます!!

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今は成田空港で出発待ち。
渡米が直前に決まって直行便があまりに高すぎたため、デルタ航空ミネアポリス乗り換えです。
帰国は12月6日の予定で、行けなくなってしまった会合多数で大変申し訳ありません。

今回の取材分は年末に放送予定で、記憶に残る仕事を今までで一番たくさんさせてもらった今年の集大成にすべく、師走も(きっとクリスマスもなく…)全力で走り抜けることになりそうです。

あ、そろそろ搭乗できるみたいです。
ではでは、行ってきます!!