マギーズに魅せられて。
5日間で7都市のマギーズセンターを巡る弾丸視察旅行も終盤を迎え、ただいまロンドンから3時間、黒川紀章さんの遺作となった建築、マギーズスヴァンジーへ向かう電車に揺られています。
次が今回最後の訪問先…あっという間に終わりが見えてとても寂しくなってきました。
さて昨日は、マギーズセンターの中で一番都会にある、ウエストロンドンセンターに行ってきました!
この大きな看板が出迎えてくれます!
とても都会的でスタイリッシュでテラスハウスのよう。
この日は、安倍首相と共にイギリスを訪問中だった安倍昭恵首相夫人が視察に訪れられました。
数ある視察候補の中からマギーズを視察先に選んだそうで、その温かい家のような雰囲気に驚かれていました。
そして、センター長のバーニーさんや利用者の話を熱心に聞かれ、マギーズが大切にしている環境のこと、病院との連携、利用者がマギーズをどう必要としているのかなどたくさん質問もされていました。
首相御夫妻の渡英日程を知らずに組んでいたのに、ちょうど同じタイミングでイギリスにいられたので私もご一緒させていただきました。
イギリスは学生時代以来10年ぶりだったのに、なんて奇跡的なタイミングとご縁!
去年、昭恵夫人の勉強会でお話させていただく機会があったので覚えていてくださり、マギーズ東京のオープンも楽しみにしてくださっています。
(※皆さんから写真掲載の許可をいただいています。)
せっかくなのでニュースとしても出稿させていただきました。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20160506-00000005-nnn-soci
少しですが美しいセンターの雰囲気が見られるので良かったら見てみて下さい^ ^
昭恵夫人が帰られた後も、一日滞在させていただきましたが、都会の中にあるだけあって、常に利用者であふれ、活気に満ちあふれていました。
ファミリーのようにリビングに集まり、スティックを持ってノルディック・ウオーキングへ出かけていくグループもありました。
そんな中でもゆっくり誰の目も気にせずに話せる空間や、自由にくつろげるもたくさん用意されていて、初めて来て相談している方も多くいらっしゃいました。
ウエストロンドンセンターを利用し、マギーズ東京とのつなぎ役をしてくださっているホワイトハウス敦子さんとお庭にて。
このセンターができて一番最初の利用者だったという及川由利子さん。
ここが居場所だそうです^ ^
日本から年間200〜300人も視察に来ているとのことで、日本人も多くお世話になっているセンターなことがわかりました。
また、この日は、センターに寄付してくださった方々へ利用者が「ありがとう」ビデオレターを撮影していて、皆で揃って”Thank you”と叫ぶ姿にほっこりしたのでした。
ファンドレイジング担当の方からもお話を伺い、東京でもチャレンジできることはたくさんあると学びました。
ロンドンセンターでは、いい立地にあることも利用して、オープン時間外にセンターでも様々なファンドレイジングのためのイベントやディナーなどを行っているそうです。
さて、しつこくて申し訳ありませんが、私たちマギーズ東京のチャリティーパーティーまであと1週間となりました!
白金・八芳園で来週5月13日(金)の19時からです。
ブログやSNS上では伝えきれないことがたくさんあり、素晴らしい映像も撮ってもらっているので、帰国したらそのご報告の準備に勤しむつもりです。
一緒に共同代表を務める秋山正子さんは今、運営の研修を受けていて前日の12日に帰国しての参加になり、そのほやほやリポートもあります。
また、私もずっとお会いしたかったノンフィクション作家の柳田邦男さんが乾杯の挨拶をしてくださったり、理事の先生方が集合してくださったりして、ゲストやメンバー、参加者同士で交流する時間も、美味しいお料理も用意しています。
ご案内とお申込みは https://ssl.form-mailer.jp/fms/84befd37429639
お申し込みは、5月10日までにお願いいたします(お料理の関係で11日以降はキャンセルできないのでご注意ください)。
ウエストロンドンセンターは先週金曜日で8周年。
センター長のバーニーさんと。
英国マギーズセンターには、その魅力に惹きつけられた人々が今日も訪れ、毎日様々なご縁をつないでいます。
東京もこんな風にみんなに育てられ、愛され、必要とされ、感謝されるセンターになったらいいなと心から願っています。