マギーズ東京オープン前夜に。
女は愛嬌…だけではいけない。
30年の時を経て、今。
お花と木を植えていただき…
まだ建物は半分ですが、こんなに綺麗なガーデンになりました!
そして、頭脳集団の皆さんにせっかくお越しいただいて、草むしりと植栽だけではさすがにもったいない!…ということで、皆さんにお知恵をお借りすべく、今後マギーズが①いかに啓発していくか②いかに資金調達していくかという2点についてグループディスカッションも行い、たくさんアイディアをいただきました。
朝はあいにくのお天気でどうしようと思いましたが、皆さんのパワーに無事雨も止み、プロフェッショナル第一園芸さんのご指導のもと皆さんと力を合わせたらガーデンはあっという間に綺麗になり、また、おひとりおひとりからお話を聞くこともでき、アイディアもたくさんいただいて、とても力づけられました。
土からエネルギーをもらえて、楽しくガーデンも綺麗になって、最高でした♡
マギーズ東京のFacebookでの呼びかけや、DODAさんのソーシャルキャリアフォーラムをきっかけにボランティアに集まって下さったのは、本業で編集やデザイナー、ライターをやっているプロの方々!
本当に心強い編集部ができあがり、10月のマギーズ東京のグランドオープニングに間に合うように創刊する予定です。
ミーティングはいつも和気あいあいと楽しく、とってもいい雑誌ができる予感なので、楽しみにしていて下さい♪
(その紙面づくりにご協力くださる方々を大募集します。詳細は、このブログの末尾※にて。)
そんなこんなで、デートする時間も惜しんでマギーズを育てる日々はまだ続きそうですが、まずは10月のオープンまでは本業以外の時間はよそ見をせずにマギーズに尽くす覚悟です。
そうしたらオープン頃に…きっと文字通りの「良縁」にも恵まれると、なぜかプロジェクトを立ち上げた時から根拠はないけど信じて疑っていないのです。笑
今日を振り返っただけでも本当にたくさんの方々に支えて一緒に育てていただいて、本当に本当に、どうもありがとうございます!!
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※マギーズ東京が創刊する雑誌の紙面づくりにご協力くださる方々を大募集しています。
①がん患者、経験者
簡単なアンケートにご協力いただけたら嬉しいです。
アンケートにご協力いただいた中から、紙面にご登場いただいたり、エピソードをご紹介させていただけたらと思っています。
もちろんアンケートのみのご協力でもありがたいです。
(先週、私のFacebookで呼びかけた際に約30名の方々からご連絡をいただき、どうもありがとうございます。あと20名くらいご協力いただけたらありがたいです!)
②企業
コンセプトに合う企業様、ご共感いただける企業様に広告協賛、スポンサーしていただけたらと思っています。
とりあえず話を聞いてみてあげてもいいよ、レベルでもかまいません。
ご紹介もお待ちしております!
(こちらも先週の投稿に何社かご反応いただき、本当にありがたく思っています。引き続き募集していますので、どうぞよろしくお願いいたします!)
ご協力いただける方は、
survey@maggiestokyo.org
へ、件名に①②いずれかを入れて、お名前、お電話番号、メールアドレスを記入して6月8日(水)中にお送りください。
アンケートや媒体概要を折り返しお送りします^ ^
どうぞよろしくお願いいたします。
マギーズに抱きしめられて。
マギーズに魅せられて。
5日間で7都市のマギーズセンターを巡る弾丸視察旅行も終盤を迎え、ただいまロンドンから3時間、黒川紀章さんの遺作となった建築、マギーズスヴァンジーへ向かう電車に揺られています。
次が今回最後の訪問先…あっという間に終わりが見えてとても寂しくなってきました。
さて昨日は、マギーズセンターの中で一番都会にある、ウエストロンドンセンターに行ってきました!
この大きな看板が出迎えてくれます!
とても都会的でスタイリッシュでテラスハウスのよう。
この日は、安倍首相と共にイギリスを訪問中だった安倍昭恵首相夫人が視察に訪れられました。
数ある視察候補の中からマギーズを視察先に選んだそうで、その温かい家のような雰囲気に驚かれていました。
そして、センター長のバーニーさんや利用者の話を熱心に聞かれ、マギーズが大切にしている環境のこと、病院との連携、利用者がマギーズをどう必要としているのかなどたくさん質問もされていました。
首相御夫妻の渡英日程を知らずに組んでいたのに、ちょうど同じタイミングでイギリスにいられたので私もご一緒させていただきました。
イギリスは学生時代以来10年ぶりだったのに、なんて奇跡的なタイミングとご縁!
去年、昭恵夫人の勉強会でお話させていただく機会があったので覚えていてくださり、マギーズ東京のオープンも楽しみにしてくださっています。
(※皆さんから写真掲載の許可をいただいています。)
せっかくなのでニュースとしても出稿させていただきました。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20160506-00000005-nnn-soci
少しですが美しいセンターの雰囲気が見られるので良かったら見てみて下さい^ ^
昭恵夫人が帰られた後も、一日滞在させていただきましたが、都会の中にあるだけあって、常に利用者であふれ、活気に満ちあふれていました。
ファミリーのようにリビングに集まり、スティックを持ってノルディック・ウオーキングへ出かけていくグループもありました。
そんな中でもゆっくり誰の目も気にせずに話せる空間や、自由にくつろげるもたくさん用意されていて、初めて来て相談している方も多くいらっしゃいました。
ウエストロンドンセンターを利用し、マギーズ東京とのつなぎ役をしてくださっているホワイトハウス敦子さんとお庭にて。
このセンターができて一番最初の利用者だったという及川由利子さん。
ここが居場所だそうです^ ^
日本から年間200〜300人も視察に来ているとのことで、日本人も多くお世話になっているセンターなことがわかりました。
また、この日は、センターに寄付してくださった方々へ利用者が「ありがとう」ビデオレターを撮影していて、皆で揃って”Thank you”と叫ぶ姿にほっこりしたのでした。
ファンドレイジング担当の方からもお話を伺い、東京でもチャレンジできることはたくさんあると学びました。
ロンドンセンターでは、いい立地にあることも利用して、オープン時間外にセンターでも様々なファンドレイジングのためのイベントやディナーなどを行っているそうです。
さて、しつこくて申し訳ありませんが、私たちマギーズ東京のチャリティーパーティーまであと1週間となりました!
白金・八芳園で来週5月13日(金)の19時からです。
ブログやSNS上では伝えきれないことがたくさんあり、素晴らしい映像も撮ってもらっているので、帰国したらそのご報告の準備に勤しむつもりです。
一緒に共同代表を務める秋山正子さんは今、運営の研修を受けていて前日の12日に帰国しての参加になり、そのほやほやリポートもあります。
また、私もずっとお会いしたかったノンフィクション作家の柳田邦男さんが乾杯の挨拶をしてくださったり、理事の先生方が集合してくださったりして、ゲストやメンバー、参加者同士で交流する時間も、美味しいお料理も用意しています。
ご案内とお申込みは https://ssl.form-mailer.jp/fms/84befd37429639
お申し込みは、5月10日までにお願いいたします(お料理の関係で11日以降はキャンセルできないのでご注意ください)。
ウエストロンドンセンターは先週金曜日で8周年。
センター長のバーニーさんと。
英国マギーズセンターには、その魅力に惹きつけられた人々が今日も訪れ、毎日様々なご縁をつないでいます。
東京もこんな風にみんなに育てられ、愛され、必要とされ、感謝されるセンターになったらいいなと心から願っています。
マギーズに恋して。
5月2日から始まった、がんに影響を受ける全ての人のためのmaggie's centres(マギーズセンター)巡礼の旅。
英国20都市にあるセンターのうち7都市のセンターを6日間で巡る弾丸視察の計画が順調に進み、あっという間にその折り返し地点を越えてしまいました。
これまでスコットランド内の5つのセンターに行ってきましたが、建築も環境も中にいる方々も、もうとにかく期待以上に素敵で愛おしいセンターばかりで、めっちゃトリコになっています。
マギーズダンディーにて(アイドルしか許されない振り向きポーズ…すみません!)。
2日、一緒に共同代表を務める秋山正子さんと臨床心理士の栗原幸江さん、そしてナースチームの皆さんとマギーズエジンバラへ(この日のブログ参照)。
ここは病院でもなくホスピスでもない、治療のプロセスにあってもひとりの人間として接してもらえる場所。
3日午前、エジンバラからバスで約2時間、マギーズグラスゴーへ。
自然に包まれる空間。
歩くだけでパワーチャージ。
がんにばかり焦点が当たってしまっているところを、もう一度がんではないことを考えてみようと思える環境を大切にしているそう。
センター長のケリーさんと。
4日午後、グラスゴーから電車で約1時間、マギーズダンディーへ。
特徴的なお庭とセット、マギーズダンディー。
開放的な一階。
灯台部分、2階の個室からは絶景。
近くにこんな場所があったら絶対通う!
この日はクローズ後、医学生が学びに来ていました。
病院の医療者との連携を密にとっていて、病院から紹介されて来る方がとても多いとのこと。
4日夜、ダンディーから電車で約40分、マギーズファイフのあるカーカルディーへ移動し、5日午前、マギーズファイフへ。
ザッハ氏の建築。
外はこんなに尖っているのに…
中はご多分にもれず温かい。
「ここに来て語り始め、傾聴しているだけですっきりした」という人が多いのよ、と。
一緒にたくさん学ばせていただき、ここから帰路に着いたナースチームの皆さんとお別れ。
5日午後、カーカルディーから電車で約2時間、マギーズアバディーンへ。
広角レンズだそうでやけに足を長くとっていただいてありがとう!
素敵すぎていつまでもいたい、必ずまた来たいと心から思いました。
撮影に疲れ果てた宮井さん。
まさにどんな状況でも受け入れてくれる環境とはこのこと!
映像と写真、両方欲しいと言って苦労させまくってしまっている中、めちゃめちゃいい記録を撮ってくれて本当に感謝しています(このブログの写真も一部下手な私の写真以外全て宮井さん撮影)!
お世話になったセンター長のスーザンさんとキャンサーサポートスペシャリストフィオナさんとくつろぐ。
そして今夜(5日夜)、アバディーンから空路ロンドン入りしました!
建築はセンターによって全く違うのに、どこも例外なく中に入るとどこか統一感のある温かくほっとする空間が広がっていて、今日センターに来られていたがん治療中の方が、「ここにくるだけで抱きしめられているような気がしてピースフルな気持ちになるの」と話していたのがとても印象的でした。
そして本当にすごいと思うのはこれらのセンター全てがチャリティー、寄付で建築・運営されていて利用はいつでも誰でも一切無料なこと。
地域の方々を巻き込んで様々なイベントを開催したり、利用して救われたという方が自ら寄付集めの企画をしたり、チャリティーのゴルフやマラソンやパーティーをしたり、売り上げがチャリティーとなる絵画やグッズを提供したり…本当に多くの人たちに支えられて存在していることも、こんなに愛情あふれる温かいセンターになっている所以かもしれないと思いました。
東京で、そんなマギーズセンターの一員とならせてもらうのはとても嬉しく誇りであるとともに、大きな挑戦だと改めて身が引き締まる思いです。
帰国後、5月13日には東京・白金の八芳園でマギーズ東京オープンに向けたチャリティーパーティーを(英国マギーズに倣って)行う予定で、ここでは描ききれない英国マギーズ訪問について、撮りだめだ写真や映像をご覧いただきながらアツアツのご報告をさせていただく予定です。
■お申込み方法:以下のフォームにてお願いいたします。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/84befd37429639
■日時:2016年5月13日(金)開場/18時30分 開会/19時(17時30分~ちょこっとマギーズ)
■場所:八芳園3階「チャット」(住所/東京都港区白金台1-1-1)
http://www.happo-en.com/access/index.html
■会費:お一人様20,000円(領収書は、当日会場受付にてご用意いたします)
※飲食代実費以外全てご寄付になります。
■お問い合わせ:マギーズ東京 info@maggiestokyo.org
東京にも、温かくて落ち着いてくつろげる素敵なセンターをオープンさせ、持続的に運営していけるように参加して応援してもいいよ!と思ってくださる方がいましたら、是非お越しいただけたら嬉しいです^ ^
マギーズにかける思いは募りに募りまくり、スコットランド・イギリスにいながら観光やショッピングは一切無視で、明日はマギーズロンドン、明後日はマギーズスヴァンジーに行って、翌朝帰国します!
8度目の告知記念日。
またまた約1ヶ月ぶりの更新になってしまいましたが…私は今、スコットランドのエジンバラにいます。
今日は、がんに影響を受けるすべての人たちのためのマギーズセンター第一号、マギーズエジンバラに行ってきたのです!
一緒にNPO法人マギーズ東京の共同代表をしている秋山正子さんと、ナースチームのメンバーなどとエジンバラに大集合!
マギーズセンターの存在を知ってから何度も映像や写真を見て想像して、恋焦がれてきたセンター。
とてもありがたいことにセンター長のアンドリューさんが祝日で閉館日なところを私たちのために開けて温かく迎えてくださり、足を踏み入れた瞬間、想像以上に温かくて、かわいくて、落ち着いて、癒される空間に包まれて、胸がいっぱいになりました。
そして、マギーズが大切にしている価値、姿勢、運営の仕方、病院との連携、資金集めの努力、プログラムの展開と維持、スタッフの採用と育成…など、マギーズ東京を運営していく上で大切なことをレクチャーしていただいた上で、私たちのありとあらゆる質問にほぼ丸一日かけて細かくこたえてくださいました。
私はこれから8日までにスコットランドとイギリスにある20のマギーズセンターのうち7つのマギーズセンターを巡る予定で、そのスタートだった今日は、実は、がん告知記念日。
忘れもしない2008年5月2日に乳がんを告知され、一生記憶に残る、ここから人生が変わった大きなターニングポイントの日。
その8度目の記念日をマギーズ発祥の地であるここエジンバラで迎えられたことはとても感慨深く、深いご縁を感じています。
がんを経験したこと、その経験に付随した悲しみも苦しみも全部含めて、ここまで導いてくれた様々な出来事と出会いに心から感謝しています。